先制したのはいつも通りコンサドーレ（笑）。バルデスがシュートしてはじかれたところを再びバルデスがシュート、今度はゴールとなりました。でも、ホームのアントラーズは、すぐに追いつき１−１。この同点ゴールはＤＦがゴールラインぎりぎりでクリアしたかに見えたのですが、ゴールと認められてしまいました。さらに２点追加され３−１となりましたが、最後にバルデスが１点返し、３−２で試合終了となりました。

　セカンドステージに入り、好調だったコンサドーレですが、初の連敗となり３勝３敗の五分となりました。この日の試合の結果、コンサドーレは大きく順位を落とし、９位となってしまいました。明日は、札幌厚別競技場で柏レイソルと対戦します。負け越しだけは何とか阻止して欲しいです。

　日本サッカー協会は当初、元名古屋グランパスエイト監督、現イングランドプレミアリーグ、アーセナル監督のベンゲル(Arsene Wenger)氏に打診していたそうですが、アーセナルとの契約が残っているため、ベンゲル氏がトルシエ氏を推薦した、とのことです。シドニーオリンピック後の、２００２年ワールドカップはベンゲル氏が日本代表監督となる、という筋書きも立てられているようです。

　トルシエ氏は、コートジボワール、ナイジェリア、ブルキナファソで代表監督を歴任し、フランスワールドカップでは南アフリカ代表監督として、２敗１引き分けの成績でした。ちなみに、ワールドカップ初戦の相手はフランスで、３−０で敗れています。くじ運が悪かったですね。

　先制点は、例によって(^^;)コンサドーレ。前半、相手ゴール前のＦＫをウーゴ・マラドーナがゴールキーパーの手をはじきゴールします。続いて、風上のコンサドーレはマラドーナが吉原宏太へのロングパス、コータはこれをきっちり決めて２−０で前半を折り返します。

　後半に入ってレイソルはストイチコフに代わって入った酒井がゴール。コンサドーレは、コータがこの日２点目となるゴールを挙げ突き放します。しかし、レイソルはバジーリオがゴールを挙げ、３−２と追い上げます。前回、厚別で行われた清水エスパルス戦では、試合終了間際まで１点リードしながら追いつかれＶゴール負けしました。この日もサポータの中にはその悪夢を思い出した人もいたと思います。しかし、この日は決して防戦一方とならずに攻めていたためか、最後まで１点差を死守することができました。

　前節の鹿島アントラーズ戦ではバルデスが２ゴール挙げ、この日はマラドーナ、コータがゴールしています。役者が揃ってきた感があります。コンサドーレはこの日で４勝目、７試合でファーストステージの全勝ち数を達成しました。７位に浮上です。

　明日は、万博記念競技場でガンバ大阪と対戦します。

　ガンバ大阪は、コンサドーレがＪリーグ初勝利を挙げた相性の良い相手です。ここまで、コンサドーレは４勝していますが、今のところ２勝している相手がいません。ここはひとつ、２タテといきましょう。