試合は前半３７分、アシスのコーナーキックを深川友貴がヘディングで決め先制、続く４０分、アシスがフリーキックを直接決め、２−０で折り返します。怒涛の攻撃で後半も得点が期待されましたが、無得点。吉原のゴールもなく、ちょっと物足りない気もしましたが、久しぶりの勝ち点３をゲットしました。

　今節の結果、コンサドーレの６位は変わりませんが、首位のＦＣ東京が敗れ、代わって川崎フロンターレが今期初めて首位に立ちました。コンサドーレと首位の勝ち点差は１０と縮まりました。

Ｊ２第１９節結果
川崎フロンターレ　２v−１　大宮アルディージャ
コンサドーレ札幌　２−０　ベガルタ仙台
ＦＣ東京　０−２　アルビレックス新潟
ヴァンフォーレ甲府　５−０　サガン鳥栖
モンテディオ山形　１−０　大分トリニータ

　それはそれとして(^^;)、Ｊ２第２０節は、明日とあさって行われますが、コンサドーレ札幌はアウェーでアルビレックス新潟と対戦します。アルビレックスとの対戦成績は、１勝１敗、ホームで負けてアウェーで勝っています。アルビレックスはそろそろ失速しはじめたかと思われましたが、前節ＦＣ東京に３連続完封勝ちして首位から引きずり降ろしました。コンサドーレにとっては、前節初めて採用した３トップが、強豪アルビレックス相手にどう機能するかが見どころです。それから、そろそろ「コータのゴールが見た〜い〜」って感じですね。

８月６日　Ｊ１第１節
横浜Ｆマリノス　−　ジュビロ磐田　（19:00 横浜国）

８月７日　Ｊ１第１節
ベルマーレ平塚　−　名古屋グランパスエイト　（18:30 平塚）
サンフレッチェ広島　−　ジェフユナイテッド市原　（18:30 広島ス）
柏レイソル　−　鹿島アントラーズ　（19:00 柏の葉）
ヴェルディ川崎　−　ガンバ大阪　（19:00 等々力）
清水エスパルス　−　セレッソ大阪　（19:00 日本平）
京都サンガ　−　浦和レッドダイヤモンズ　（19:00 西京極）
アビスパ福岡　−　ヴィッセル神戸　（19:00 博多球）

８月７日　Ｊ２第２０節
アルビレックス新潟　−　コンサドーレ札幌　（18:00 新潟）
大分トリニータ　−　ＦＣ東京　（18:00 大分）
ベガルタ仙台　−　川崎フロンターレ　（19:00 仙台）

８月８日　Ｊ２第２０節
大宮アルディージャ　−　ヴァンフォーレ甲府　（18:00 大宮）
サガン鳥栖　−　モンテディオ山形　（18:00 鳥栖）

　前半は、双方決め手がなく０−０で折り返し。後半になって、ＭＦビジュが来日初ゴールを決めます。しかし、その後ゴールを許し、延長戦でも決着がつかず１−１の引き分け。

　コンサドーレは、他のチームと比べて引き分けがやたら多いですね。追いつかれた後なかなか突き放すことができないのが厳しいです。今節、上位２チームはそれぞれ勝ち点３を追加しました。これで首位川崎フロンターレ、２位ＦＣ東京との勝ち点差はそれぞれ１２、１１と広がりました。

Ｊ２第２０節結果
アルビレックス新潟　１−１　コンサドーレ札幌
大分トリニータ　２−４　ＦＣ東京
ベガルタ仙台　０−３　川崎フロンターレ
大宮アルディージャ　２−０　ヴァンフォーレ甲府
サガン鳥栖　３−０　モンテディオ山形

　横浜Ｆマリノスは、城が得点ランキング首位タイとなる２ゴールを挙げるなど、名波が抜け、中山を怪我で欠くジュビロ磐田を圧倒、守っては出場停止の井原の代わりを務めた松田がしっかり守り３−０で完封勝ちを収めました。３点差で敗れたジュビロは第２ステージ最下位スタートとなりました。

Ｊ１第１節結果
横浜Ｆマリノス　３−０　ジュビロ磐田
ベルマーレ平塚　４−２　名古屋グランパスエイト
サンフレッチェ広島　２−１　ジェフユナイテッド市原
柏レイソル　２−１　鹿島アントラーズ
ヴェルディ川崎　１−０　ガンバ大阪
清水エスパルス　２−３v　セレッソ大阪
京都サンガ　２−１　浦和レッドダイヤモンズ
アビスパ福岡　１−１　ヴィッセル神戸

８月１４日　Ｊ１第２節
ヴィッセル神戸　−　サンフレッチェ広島　（18:00 神戸ユ）
浦和レッドダイヤモンズ　−　柏レイソル　（18:30 駒場）
鹿島アントラーズ　−　横浜Ｆマリノス　（19:00 カシマ）
ジェフユナイテッド市原　−　ヴェルディ川崎　（19:00 市原）
ジュビロ磐田　−　清水エスパルス　（19:00 磐田）
名古屋グランパスエイト　−　京都パープルサンガ　（19:00 瑞穂陸）
ガンバ大阪　−　ベルマーレ平塚　（19:00 万博）
セレッソ大阪　−　アビスパ福岡　（19:00 福岡）

８月１５日　Ｊ２第２１節
コンサドーレ札幌　−　大分トリニータ　（12:00 札幌）
ＦＣ東京　−　モンテディオ山形　（16:00 江戸川）
ヴァンフォーレ甲府　−　ベガルタ仙台　（17:00 小瀬）
大宮アルディージャ　−　サガン鳥栖　（18:00 大宮）
川崎フロンターレ　−　アルビレックス新潟　（18:00 等々力）

　２試合を終えて、ファーストステージ優勝のジュビロ磐田がいまだ勝ち点０、しかも無得点と、波乱含みのセカンドステージとなりそうです。

Ｊ１第２節結果
ヴィッセル神戸　３v−２　サンフレッチェ広島
浦和レッドダイヤモンズ　２−３v　柏レイソル
鹿島アントラーズ　２−３　横浜Ｆマリノス
ジェフユナイテッド市原　３−４v　ヴェルディ川崎
ジュビロ磐田　０−１　清水エスパルス
名古屋グランパスエイト　０−３　京都パープルサンガ
ガンバ大阪　２v−１　ベルマーレ平塚
セレッソ大阪　０−２　アビスパ福岡

　前半２０分、コーナーキックからＤＦ名塚のヘディングで先制、前半を１−０でリードして終了します。風下になった後半２１分と２５分、トリニータのＦＷ神野にに立て続けにゴールを許します。いつもならこのままずるずると終わってしまうところなんですが、この日のコンサドーレは違いました。交代要員３人を残していた岡田監督は、関、黄川田、村主の元気な３人を投入、総攻撃体制に入ります。そして、後半ロスタイム、コーナーキックを得て、ＧＫ佐藤も上がり全員攻撃となります。アシスのコーナーキックに関がヘディングで合わせ同点。延長戦に持ち込みます。そして、延長前半１０分、左サイドを突破した黄川田のセンタリングにアシスがヘディングでゴール。逆転Ｖゴールで勝利を飾りました。

　この日行われた、他の試合では、首位の川崎フロンターレがアルビレックス新潟に敗れ、モンテディオ山形にＶゴール勝ちしたＦＣ東京が再び首位に立ちました。モンテディオが敗れたため、コンサドーレは５位に浮上し、首位、２位との勝ち点差は１１、１０と１つ縮まりました。

Ｊ２第２１節結果
コンサドーレ札幌　３v−２　大分トリニータ
ＦＣ東京　１v−０　モンテディオ山形
ヴァンフォーレ甲府　１−２　ベガルタ仙台
大宮アルディージャ　０−１　サガン鳥栖
川崎フロンターレ　０−１　アルビレックス新潟

８月１９日　Ｊ２第２２節
アルビレックス新潟　−　ヴァンフォーレ甲府　（17:00 新潟）

８月２１日　Ｊ２第２２節
ベガルタ仙台　−　大宮アルディージャ　（18:00 仙台）
大分トリニータ　−　川崎フロンターレ　（18:00 大分）

８月２２日　Ｊ２第２２節
サガン鳥栖　−　ＦＣ東京　（18:00 鳥栖）

８月２３日　Ｊ２第２２節
モンテディオ山形　−　コンサドーレ札幌　（19:00 山形県）

Ｊ１第３節結果
京都パープルサンガ　１−０　ガンバ大阪
ベルマーレ平塚　１−２　ジェフユナイテッド市原
柏レイソル　１−２　名古屋グランパスエイト
ヴェルディ川崎　２−３　ヴィッセル神戸
横浜Ｆマリノス　２−０　浦和レッドダイヤモンズ
セレッソ大阪　３v−２　ジュビロ磐田
清水エスパルス　２−０　鹿島アントラーズ

８月２１日　Ｊ１第４節
ヴィッセル神戸　−　ベルマーレ平塚　（18:00 神戸ユ）
サンフレッチェ広島　−　ヴェルディ川崎　（18:30 広島ビ）
鹿島アントラーズ　−　セレッソ大阪　（19:00 カシマ）
浦和レッドダイヤモンズ　−　清水エスパルス　（19:00 国立）
ジェフユナイテッド市原　−　京都パープルサンガ　（19:00 市原）
名古屋グランパスエイト　−　横浜Ｆマリノス　（19:00 瑞穂球）
ガンバ大阪　−　柏レイソル　（19:00 万博）
アビスパ福岡　−ジュビロ磐田　（19:00 博多球）

　Ｊ１は年間順位の下位２チームがＪ２落ちすることになっています。現在の最下位は浦和レッズ、その上がベルマーレ平塚です。続いてジェフ市原、鹿島アントラーズとなっています。

Ｊ１第４節結果
ヴィッセル神戸　２−２　ベルマーレ平塚
サンフレッチェ広島　２−３　ヴェルディ川崎
鹿島アントラーズ　１−２v　セレッソ大阪
浦和レッドダイヤモンズ　０−３　清水エスパルス
ジェフユナイテッド市原　２v−１　京都パープルサンガ
名古屋グランパスエイト　２−２　横浜Ｆマリノス
ガンバ大阪　１−０　柏レイソル
アビスパ福岡　０−２　ジュビロ磐田

　前半２３分、村田達哉のアシストで、日本代表吉原宏太の帰国後初の復活ゴールで先制し、前半１−０で折り返します。後半に入り、押され気味のコンサドーレでしたが、２９分、再び吉原がヘディングでゴールを挙げ、リードを広げます。その後、１点返されますが、アシス、栗田泰次郎のゴールで４−１で快勝しました。

　今節の結果ではコンサドーレの順位は変わりませんでした。また、上位２チーム、ＦＣ東京、川崎フロンターレとの勝ち点差は１１、１０のまま縮まりませんでした。しかし、３位アルビレックス新潟が引き分け、４位大分トリニータが敗れたため、この２チームとは１ゲーム（勝ち点３）差以内となり、射程距離内に入ったと言えそうです。

Ｊ２第２２節結果
アルビレックス新潟　１−１　ヴァンフォーレ甲府
ベガルタ仙台　２−１　大宮アルディージャ
大分トリニータ　０−１　川崎フロンターレ
サガン鳥栖　１−２　ＦＣ東京
モンテディオ山形　１−４　コンサドーレ札幌

８月２８日　Ｊ１第５節
ベルマーレ平塚　−　サンフレッチェ広島　（18:30 平塚）
柏レイソル　−　ジェフユナイテッド市原　（19:00 柏）
ヴェルディ川崎　−　アビスパ福岡　（19:00 等々力）
横浜Ｆマリノス　−　ガンバ大阪　（19:00 新潟）
清水エスパルス　−　名古屋グランパスエイト　（19:00 日本平）
ジュビロ磐田　−　鹿島アントラーズ　（19:00 磐田）
京都パープルサンガ　−　ヴィッセル神戸　（19:00 西京極）
セレッソ大阪　−　浦和レッドダイヤモンズ　（19:00 長居）

８月２８日　Ｊ２第２３節
ベガルタ仙台　−　サガン鳥栖　（19:00 仙台）

８月２９日　Ｊ２第２３節
コンサドーレ札幌　−　ＦＣ東京　（13:00 札幌）
大宮アルディージャ　−　アルビレックス新潟　（18:00 大宮）
川崎フロンターレ　−　モンテディオ山形　（18:00 等々力）

８月３１日　Ｊ２第２３節
ヴァンフォーレ甲府　−　大分トリニータ　（19:00 小瀬）

　前半、始めのうちは互角の展開でしたが、２５分、ＦＣ東京のコーナーキックからサンドロがヘディング、これをＧＫ佐藤洋平がはじくと、それをアウミールがシュート、クロスバーに当たるという決定的な場面がありました。このあたりからＦＣ東京の攻撃が目立ってきます。そして３６分、コンサドーレのＤＦ古川のミスからアマラオに得点されてしまいます。これまでの対戦では、リードされ守りに入られると、圧倒的にボールを支配してもゴールを割れず、そのまま敗れるというパターンでした。それだけ守備の堅いＦＣ東京に先取点を取られるのは致命的とも言えます。しかし、前半のロスタイム、アシスのコーナーキックにＤＦ名塚善寛がヘディングで合わせ、追いつきます。

　前半ロスタイムの勢いを後半にもつないで欲しかったんですが、後半に入ると圧倒的にＦＣ東京のペース。しかし、アシスのロングシュートで逆転し、徐々にコンサドーレのペースになってきます。そして、後半途中から入ったルーキー河村優がドリブルで中央に切れ込みシュート、クロスバーに当たったボールがジャンプしたＧＫの足に当たりゴールへ。ツキも味方したコンサドーレは後半ロスタイムにもアシスがＦＫを直接ゴールへ入れ、終わってみれば、４−１の快勝でした。

　試合前、こんな得点差になるとは誰も予想していなかったでしょう。いや、後半途中まで予想していた人はいなかったと思います。２２試合で１６失点しかしていないＦＣ東京から４得点は快挙です。やっとＪ１昇格への光が見えて来た、そんな試合でした。

　その他の試合結果は、今日行われるヴァンフォーレ甲府−大分トリニータの試合結果を含めて改めてお知らせします。