語学留学をする以上、同じ街に滞在しなければなりません。しかし、ワールドカップ観戦という目的もあるわけで、観戦のために最も便利な街はどこか？それが問題です。

　まず最初に調べたのが、試合会場のある街。ワールドカップはフランス各地１０都市の会場で行われます。サンドニ(Saint-Denis)、パリ(Paris)、ランス(Lens)、ナント(Nantes)、リヨン(Lyon)、サンテティエンヌ(Saint-Etienne)、ボルドー(Bordeaux)、モンペリエ(Montpellier)、マルセイユ(Marseille)、トゥールーズ(Toulouse)。

　１次リーグの３試合は１つのチームが同じ会場で試合をすることがありません。日本の試合を全て見るのは無理かもしれないけど、どうせ行くなら日本の試合に限らず、なるべくたくさんの試合を見たい−そこで、これら１０都市のうち、お互いに近くにある街を探しました。会場のある街に滞在し、近くの街にも会場があれば、日帰りで見に行けるからです。そこで候補に上がったのがパリとリヨン。サンドニはパリの隣街。リヨンとサンテティエンヌも列車で１時間程度の距離。パリにするか、リヨンにするかは、ワールドカップの組み合わせ抽選で自ずと決まりました。日本代表が試合をする街はトゥールーズ、ナント、そしてリヨンでした。幸いなことに、トゥールーズでの試合は日曜日、ナントでの試合は土曜日です。授業を休まずに日本の全試合見られるかも！